ChatGPTは、OpenAIによって開発された大規模な言語モデルで、その性能から世界中で話題になっていますが、23年6月25日に、有料サブスクリプションの「ChatGPT Plus」ユーザーがiPhoneで「Bing」へアクセスできるようになりました。ChatGPTをiPhoneで使用し、さらにBingと組み合わせて情報検索を行う方法が注目を集めています。
この記事では、その使用方法の手順を詳しく説明します。
そもそもChatGPTとは?
ChatGPTは、OpenAIによって開発された先進的な言語モデルで、私たち人間用のように自然なテキストを生成する能力を持ち、その応用範囲は驚くほど広範です。
チャットボックスに様々な質問を私たちがすることで、その質問に答えることから、エッセイや音楽、動画を作成することまで、ChatGPTは日々あらゆるものを生成できるAIとして進化し続けています。
最新のChatGPT-4は2023年3月14日にリリースされ、その性能の高さは世界を驚かせ、様々な領域にとてつもないインパクトを与えています。
2023年6月時点で、ChatGPT-4は有料ですが、以前リリースされたChatGPT3は無料で公開されています。
無料版だとあんまり使えないのでは??と思って今いますが、この無料版も一度使い始めるとやめられないほどの性能を備えてます。
ChatGPTのもともとの訓練データには2021年9月よりも後の情報が含まれておらず、情報源がないという単純な理由から、回答が現状にそぐわなかったり、情報が間違っていたりする可能性があるという弱点がありましたが、今回の有料サブスクリプションの「ChatGPT Plus」ユーザーがiPhoneで「Bing」へアクセスできるようになったことで、「今日の日本の人気のニュース記事は?」のような最新情報もChatGPTで得ることが可能になります。
それではその使用方法をご紹介致します。
ChatGPTでBingをiphoneで使うための事前準備
初めてChatGPTを使用する際は、自身のメールアドレスで、初回の登録を済ませておく必要があります。
一度登録を済ませれば、次回はそのメールアドレスと、設定したパスワードで簡単にログインが可能です。
以下に初回登録の方法を添付しておきます。
次に、iPhoneでChatGPTを使用する場合は、Apple StoreからChatGPTのアプリをダウンロードし、事前に初回の登録時に登録したメールアドレスとパスワードでログインする必要があります。
以下にiPhoneでChatGPTを使用する方法を添付しておきます。
事前準備の最後は、有料サブスクリプションの「ChatGPT Plus」の購入です。
今回の「Bing」へのアクセスは、有料版のみの機能となりますので、購入が必須となります。
購入にはクレジットカードまたはデビットカードが必要で、登録は手順を踏めば簡単です。
また、いつでもキャンセルが可能となっています。
以下に有料版購入の方法についての手順を添付しておきます。
ChatGPTでBingをiphoneで使う方法
ChatGPTでBingをiphoneで使う方法は簡単で、最新のChatGPTアプリへのアップデートと、Bingでのブラウズの有効化し、チャットボックスで説明をするだけです。
それでは順番に見ていきましょう。
ChatGPTのアップグレード
ChatGPTを最新バージョンにアップグレードが必要かを確認するにはアプリの設定から簡単に行うことができます。
iPhoneの設定メニューに移動し、アップデートのオプションを選択します。
アップデートが利用可能な場合、ダウンロードとインストールのプロセスを開始しましょう。
Bingでのブラウズの有効化
ChatGPTを最新バージョンにアップデートしたら、ChatGPTとBingを連携させる必要があります。
方法は簡単で、ChatGPTを起動し、右上の三点メニューをタップします。
設定を選択し、”Browse with Bing”をオンに切り替えます。これで、ChatGPTを使用してBingで情報を検索することができるようになります。
BingとChatGPTの使用
BingとChatGPTを使用するにはChatGPTのチャットボックス画面で①「ChatGPT4」をタップし、②「Browse with Bing」を選択してから、③チャットボックスに質問するだけで、最新の情報や、最新の情報に基づいた回答を得ることが可能になります。
まとめ
これまでChatGPTは、学習データが2021年9月までのもので、最新情報に関連する質問の回答ができないという弱点がありましたが、有料版のChatGPT4のみの機能ではあるものの、ブラウザ版だけでなく、iPhoneでも使用可能になったことで、最新情報に関連する幅広い情報を、ChatGPTの能力とかけ合わせて使用できることになりました。
活用次第では、業務効率化や様々なイノベーションにつながることは間違いなと思います。
是非みなさんも、iphoneでChatGPT4をBingと組み合わせて使用し、新たな活用法を探求してみてください。
ここまでお読み頂き、誠にありがとうございます。
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